アイキャッチの方法-1
アイキャッチって何でしょう? 直訳すると、視線を集めるということです。
店舗、展示会、新商品、季節の表現など、イベントや商品展示の際のアイキャッチの重要性はみなさまご存知だと思います。
具体的にはアイキャッチの方法には大きく分けると3つあります。
1. 色で目をひく
2. 形で目をひく
3. 動きで目をひく
つまり目をひくことが大切です。
大きな意味では、ディスプレイだけではなく、展示会の際に可愛い女の子が企業のイメージカラーの制服で歩くのもアイキャッチのひとつです。
具体的な手法はいろいろありますが、感覚で説明すると、
"びっくり"させる
とアイキャッチ成功です。
可愛い、キレイ、気持ち良さそう、こんなのあるんだ! と、発見していただくことが第一歩。
なので、商品が小さかったり、地味だったり、他社との違いが見た目で表現できない場合は、商品以外の小物や色などの演出でアイキャッチを作ることが必要です。
例えば、工業用品のネジや釘が商品だとします。
建築業界の会社の基本カラーは、青や緑など寒色系が多く、四角い印象です。
そこで、オレンジ色の丸いラグマットを壁面に貼り、カラフルなアクリル球の中に入れたネジや釘を入れます。
寒色系のブースが立ち並ぶ展示会で、オレンジの丸いラグマットとアクリル球はまるでキャンディの様に目立つはず。
どうしたら注目していただけるのか、
それはズバリ "違和感" の演出です。
寒色系の中で暖色系のオレンジ=色
丸いラグマット&カラフルなアクリル球=形
建築素材なのにキャンディみたい=不思議
また丸いのがラグマットで、ハレパネの様なPOPの素材ではなく、モサモサした触感で、普通は床に敷くものを壁に貼っているのも違和感の演出です。
競合他社と同じ様に、寒色系のブースにキレイに商品を並べていても発見してもらえません。
どんなに良い商品でもまずは商品を会社を発見してもらわないと始まらない。
あれ、なんだろう?
という違和感を意図的に演出し、
発見していただいて商品に誘導するための仕掛けもアイキャッチのひとつです。